屋台・みろく・ささら展示
EXHIBITION
概要
時間 | 13時~15時30分 |
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内容 | 屋台(壱町目)・みろく(元町)・ささら(六町目)が展示されています。また、14時~16時の間、展示されている屋台(壱町目)で市民山車の太鼓打ちの練習(おっしゃい囃子)が行われます。 |
屋台
屋台(壱町目)
壱町目の屋台は2011年(平成23年)に完成しました。湊八朔祭り参加屋台の中でも1番目に新しい屋台です。製作中、東日本大震災で津波の被害に会い、屋台半分が海水につかり部材の一部がながされてしまいました。そんな中でも我々小さい町内ですが、一丸となり屋台の完成にこぎつけました。
壱町目の屋台は鬼板、柱に獅子、懸魚(げぎょ:屋根中間の彫刻)には麒麟の彫刻が特徴です。屋台自体に派手さは無いですが、夜は全体的にスポットライトでお囃子さんや花棒、彫刻を明るく際立たせています。
みろく
みろく(元町)
「元町みろく(弥勒)」は、江戸時代より300年以上続く天満宮祭礼に供奉する町印行列の最期を掌る風流物です。白い顔の住吉様、青い顔の春日様、赤い顔の鹿島様の三体のみろくで、日本神話の「天の岩戸」を題材とする祝い事を表現しているのだと伝えられています。
子供から大人まで皆でこの伝統ある風流物のお囃子や振りを各所で披露し、練り歩きます。
≪ひたちなか市指定無形民俗文化財(昭和55年11月26日)/記録作成等の措置を講ずべき無形民俗文化財(国選択)(昭和55年12月12日)≫
ささら
ささら(六町目)
六町目ささらの由来
起源は不明、言い伝えによると全国を行脚してきた六部(修行者)が病に倒れ、六町目の入屋の主人が手厚く看病し全快した。六部はそのお礼に全国の神社のお札で獅子頭を作った。それが今日に残っていると言われています。
獅子の演舞と八朔祭での役割
獅子は雄・雌・子の一人立ち三匹獅子で「棒ささら」とも呼ばれており、底なし屋台の中で一頭ずつ三者三様に囃子に合わせて勇壮かつ優美に演じられます。天満宮の八朔祭では御神輿の露払いとして供奉しています。ぜひ、獅子の演舞をご覧ください。